ｽｨｰﾂ＆ｺﾝﾌｨﾁｭｰﾙSonoka

　　　　　　　　　　　　　～　なつかしい友　ｂｙ　Sonoka　～


　　　　　　　　　　　　　


入口の左側にマンデビラの鉢。

花壇に植えていたのですが、それは失敗。　

春先に、鉢植えにして南向きの軒下に移しました。

ここのところ、花が咲いてくれます。


数日前、OFFの日の夕方、ラブリーさんのシャンプー台の上でスヤスヤ。　　いい気持ち・・・。

「Sonokaさん、お電話みたいですよ。」　

その☎は、「Mちゃんが帰省していて、Sonokaのお店に行きた~い。」　とのこと。





Mちゃんとは何年ぶり・・・・。　　イヤイヤ　　何十年ぶりだよ

大人になって初めてだね。　　　だいたい、大人になって何十年。　　　

ああ、幾つになっても、…ちゃんだ！

幼稚園時代の学芸会まで遡り、女4名、話が尽きません。　





Mちゃんは幼稚園の時から、ずば抜けて　かわいい子。　　学芸会の時、乙姫さまは当然のようにMちゃんだった。

高校生のMちゃんは、もちろん美少女。　　歌わせたなら、誰もが聞き惚れる。　ええ、ええ、もてましたとも。

今、目の前にいるMちゃんは・・・・。

「相変わらず、お綺麗で・・・・。」　　

とかく、美人にありがちな、傲慢なところはなく・・・・。　　　　ぐずぐずするでも無く、出しゃばりもせず、明るく自然体で・・・。

私は、子供心に不思議だった。　　　　　「どうして、そう出来るのかしら？」　と。

今は解る。

この人、邪心がないの。　　いつも、いつも、自然体。　　　いい家庭で育った人の良さを保っている人。

自分の失敗や、私なら隠しておきたいようなことも、「あのネ。　・・・・なのよ。」って。

そういう人、稀有だけど居るんだ。

明るく、輝いていた少女Mちゃんは、

何十年を経った今、「辛いことを経験した人は強いネ。　人の痛みを知っているし・・・。」と言ってほほ笑む。











今朝のオープン前

☎リリ~ン　　　「早めに家を出ることになったので、今から貰いに行ってもいい？」　　　

先日、ご注文の「たんかん生キャラメル、６箱」　と　「クッキーの詰め合わせ、大きいの」　を受け取ると

「帰って来た時、また会えるわね。」　と。


庭先まで見送り扉の前。

マンデビラが咲いていました。

「ええ、また会えるね。」　　　　　　　　　　　　　　　　Sonokaでした。